》》》毎日の血圧測定が楽しくなる血圧計の選び方

一般的には「高血圧の原因は塩分の摂り過ぎである」という考え方が主流となっているように思えますが、実は塩分の摂り過ぎが高血圧の要因の一つと言うだけで、塩分が原因ではないケースも多いのです。

そもそも「高血圧が塩分と関係がある」という考え方のきっかけとなったのは、塩を摂る量が多い民族ほど高血圧の発症率が高いという統計です。

それゆえに塩の過剰摂取量が血圧の上昇を発生させるという考え方が広まったのですが、これは半分正しく、半分間違っていると言えます。

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 塩分を多量に摂取しても高血圧にならない人もいる

タバコを喫って肺がんになる人とならない人がいるように、同じ食生活を続けても高血圧になる人とならない人がいますが、人間は遺伝的に塩分によって高血圧が引き起こされる「食塩感受性」タイプと、塩分の影響が少ない「食塩抵抗性」タイプに分かれるます。

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高血圧者の中でも「食塩感受性」タイプの人は50%以下の割合と言われ、全体における「食塩感受性」タイプは10%とも30~40%とも言われています。

これは50~60年前から言われていたのですが、更に踏み込んで高血圧の仕組みまでは解明されていませんでした。

最近の研究では遺伝子レベルでの解明が進んだ事もあり、食塩感受性高血圧についてはその仕組みが明らかになってきています。

食塩感受性高血圧

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食塩感受性高血圧とは、現在では世間一般的に言われている塩分の摂り過ぎによる高血圧ですが、メカニズムを簡単に説明すれば人間の体が常に血液中の塩分濃度を一定に保とうと働きかけているのに対して、塩分を摂る事で体が水分を欲します。

そこで喉が渇いて水分を補給すると、塩分濃度が下がる事と引き換えに血液が薄まって血液量が増えてしまうのです。

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もともと血管の容積は多少の拡縮はあるものの、水分を取ったからといって大きく血管が拡張されるわけではないので、血液量が増えた分だけ血圧が上がってしまいます。

正常な人であれば腎臓の塩分排出機能が働いて、体の外に塩分を出す事によって塩分とともに血液の量も正常にもどり、血圧も下がるのですが、腎臓に障害があると塩分が正常に排出されずに体に残ってしまいます。

従って水分だけが体から排出され、さらに水分を補給する事で血圧が上がったままになってしまうのです。

このタイプの高血圧の場合、原因は塩分によるものですので、食生活を改善して塩分を控える事で血圧は確実に下がります。

しかしながら 日本人の場合には、この食塩感受性の人の割合はおおよ20%でしかなく「食塩非感受性」の人が 50%、残りの30%の人は食塩と他の要因が結びついて血圧が上がると考えられています。

私も含めてですが、減塩を続けても血圧があまり下がらない場合は、食塩非感受性である事を疑ってみる必要がありそうです。

因みに自分が食塩感受性か、食塩非感受性であるかは遺伝子的に調べることは不可能で、一週間減塩食を続けてから塩分の多い食事に戻した時の血圧の上がり具合を見るなどの方法がありますが、あくまでも食塩感受性である可能性が高いか低いかの判定になりますので、正確には把握する事が難しい状況です。

食塩非感受性高血圧

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このタイプの高血圧の場合、腎臓の塩分排出機能は正常である為、余分な塩分は体の外に排出されています。

つまり、血液の塩分濃度の増加に伴う、水分補給と血液の増加が原因ではないと言えますので、食塩感受性の人と比べると食生活の改善によって血圧を下げる事が難しいと言えます。

食塩非感受性高血圧の要因と考えられているのは遺伝的な要素ですが、肥満や飲酒、加齢による血管の硬化、運動不足による血管の拡張機能の低下、更にストレスや気温の低下など様々であり、特定する事が非常に困難です。

困難ではありますが、肥満の解消の為の食事制限や運動など、一通り試してみる価値はあります・・・というよりも試してみるしか体質改善の方法はありません。

血液がドロドロの状態になっている可能性もありますが、この場合にはいくつか対処法はあります。

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